縮毛矯正でくせ毛の悩み解決

 

私が25年間悩み続けてきたくせ毛から解放された喜びを、過去の苦悩を交えてまじめに紹介したいと思います。

男の方が悩んでいる

なぜ「男の」というタイトルを付けたかというと、こうした外見上の悩みって、男性の方が絶対真剣に悩んでいると思います。
私もとことん悩み続けてきました。
縮毛矯正と出会うまでは。

 

坊主という選択

くせ毛への効果度 ★★★★★
縮毛矯正への効果 ☆☆☆☆☆

くせ毛の悩み解消の究極の方法は、坊主にすることでしょう。
私の弟も私の会社の上司も強いくせ毛なんですけれど、坊主にしているのでほとんど悩んでいないようです。
まぁ、実際にはくせ毛の悩みというのは、人に知られにくいので、本人は悩んでいるかもしれませんが・・・。

ただ、坊主にすることの最大の問題点は、坊主が似合うかどうか。
実は私は坊主がすごく似合わない(坊主にしたことがないので、確証が持てる(?)わけではありませんが)のです。
私は大阪のミナミの呼び込みらしき人たちに外人と間違えられたこともあるんですけれど、結構「濃い」顔立ちです。
また、私の弟は結構坊主が似合います。
ところが・・・
私は坊主が似合わないのです・・・。
なぜか

おでこが広いから・・・
い・・・いや、はげているわけじゃありませんよ。

こんなこと言えば、笑われるかもしれませんが、以前真剣に坊主にしようかどうか悩んだ時期がありました。
もう、このころは縮毛矯正をしていたのですが、夏直前と言うことと、私が汗かきという体質もあって、どうせならばっさり切ってしまおうかと。

ただ、もし、坊主が似合わなかったら何ヶ月も髪が伸びるのを待たなければならないことや、髪が5cm程まで伸びないと縮毛矯正をかけられないという問題が、私を悩ませました。
坊主にすれば、くせ毛からは完全に解放される。
汗をかいてもすぐ拭き取れる。

ただ!

似合わなかったら後戻りは出来ない

もう一つの問題

坊主にした場合のもう一つの問題点。
それが、頻繁に手入れをしないといけないことです。
これがもしくせ毛でなければ、しばらく放置して伸びた坊主になっても変ではないのでしょうが、くせ毛の坊主は少しでも伸びると、癖が目立つということ。

先ほどの二人も、いつ見ても毛の長さが同じなのです。
本人達ももしかしたら気にかけているので、なかなか聞き出せないのですが、あの感じからすると1ヶ月に少なくとも1~2回はカットしていると思うんですよね。

自分で坊主に?

坊主は意外と自分でも出来そうな気がしますが、実はすごくむずかしくて、プロにやってもらわないと一発でばれます。
以前、友人が母親に(中学校の頃ですが)坊主にしてもらったらしく、きちんと坊主になっているにもかかわらず、すごく不格好だったんです。
その日、その友人はみんなに笑われ、学校から帰ると、床屋でちゃんと坊主にしてもらっていました。

また、先日スーパーに行ったんですけれど、前髪はちゃんと坊主になっているのに、後ろが虎刈りだった人がいて、「あぁ、たぶん、あれは自分で坊主にしたのだけれど、後ろが虎刈りだって事は気づいてナインだな。」とわかるぐらいの人がいました。

床屋で坊主にするにしても、同じ髪の長さに保つためには、最近流行の1000円カットでもひとつきに1000円以上かかる計算になります。

そう考えると、おいそれと坊主に出来ないな。と・・・。

結局、私は坊主にせずに、縮毛矯正と共に生きていくことにしました。(大げさすぎ・・・)
でも、くせ毛で悩んでいる人であれば、絶対1度は坊主にするか悩んだんじゃないでしょうか。

縮毛矯正して悩むこと

縮毛矯正をすれば、バラ色の人生が広がるのは私が保証します。
今まであんなに苦労してストレスがたまっていた通勤、通学前の1時間の髪のセット。
セットが崩れるんじゃないかと、ずっと気になったり。
雨が降ると憂鬱になったり、風に髪がなびくのもセットが崩れるんじゃないかとそわそわしたり。

そうした悩みが数時間の拘束と、1万円ほどの料金で手にはいることが出来ます。

ただ、万事がうまくいくとは限りません。
中には直毛にすることによって生じた悩みも生まれました。
贅沢な悩みといわれそうですが・・・。

直毛になって生じた悩み

縮毛矯正をすると、髪を伸ばせます。
縮毛矯正をするまでは、最高で耳に少しかかる程度までしか伸ばせませんでした。
ところが、今は完全に耳が隠れる長さまで伸ばすことが出来るようになりました。
そのせいで・・・

髪が目に入る

前髪が目にはいるんです。
これがすごく気になる。
ある程度長くなると、髪の先端が目より下になるので、気にならなくなりますが、その長さになるまではものすごくストレスがかかります。
普通にしてても目にはいるので、これは結構深刻な悩みです。

ただ、最近の縮毛矯正は、自然な感じで仕上げるソフトタイプが流行で、私もそちらでかけてもらっているんですけれど、ソフトタイプにしたら、まったくこの悩みが消えました。
ソフトタイプの縮毛矯正(正確な呼び名がわからないのでこう呼んでいますが)は、ふんわりした感じになるので、髪の先端がおでこや目にくっつかない感じなんです。
それと、髪を真ん中で分けているんですけれど、髪の先端が両脇に流れているため、目に入らないのです。

この目に入る時期は、髪の先端が目の位置に達してからだいたい1ヶ月ほど悩まされることになります。
もし、同じ悩みを抱えている人がいたら、美容師さんに自然な仕上がりの縮毛矯正を頼んでみたらどうでしょうか。

髪をかきあげないといけなくなる

某俳優ではありませんが、縮毛矯正をすると必然的に髪が長くなるので、ラーメンのような食べ物を食べるとき、髪をかき上げないといけなくなります。
これは食べ物を食べるときにつきまとう問題なので、結構ストレスがたまる・・・。
最近は私はそれほど伸ばさないので、気にならなくなりましたが。

女性で髪を伸ばしている人は、よくストレスがたまらないなぁ。と感心しますね。

料金がかさむ

縮毛矯正が安くなったとはいえ、だいたい1回に1万円ほどかかります。
私は4ヶ月ごとにかけてもらっているんですけれど、1年間で3回。
だいたい3万円の出費になる計算です。

縮毛矯正をするまは、自分で髪を切っていたので、0円 → 3万円のコスト高です。

ただ、もし床屋や美容院で髪を切っている場合、だいたい1ヶ月ごとに切ってもらうでしょうから(髪が長くなると癖が目立つため)1回の散髪に、3,000円とすると、1年間で3万6千円もかかることになります。

髪が傷む

私は傷む。という感じはほとんどないんですけれど、中には縮毛矯正で髪が傷んだ。という人もいるみたいです。
ただ、こうした人は、たいてい髪を染めていたり金髪にしているので、縮毛矯正より髪を染めることによって傷んだ。というのが正解だと思います。

におい

縮毛矯正に限らず、パーマをかけるとパーマ液のにおいが髪につきます。
このにおいは、結構落ちないもので、2~3日はつづきます。
最近はいい薬品が出来てきたみたいで、においがだいぶ少なくなりましたが、それでも至近距離(電車やバスで隣に座るぐらい)だと、敏感な人は気がつくかもしれません。

よく洗髪をすればいいんですけれど、縮毛矯正をしたあとは、3日ぐらい洗髪はしない方がいいと思います。
参照:縮毛矯正を長持ちさせるには | 男の癖毛対策

髪が不自然

縮毛矯正をかけた直後は、変にまっすぐすぎてちょっと不自然な髪型になります。
最近は、ソフトな自然な仕上がりの縮毛矯正が一般的になってきたので、以前ほど不自然な髪にはならなくなりましたが。

ぺったんこにならない?

縮毛矯正をかける場合、心配になるのがあまりにもストレートになりすぎて、髪型がぺったんこにならないか?ということでしょう。
私も4~5年ぐらい前でしょうか。
縮毛矯正をかけた直後、髪がぺったんこになるので、ニット帽や帽子を美容院に行くときもっていって、美容院から出ると同時にサッとかぶっていました。
そう、縮毛矯正は、かけた直後はぺったんこになります。
ただ、「昔は」です。

最近は自然な仕上がりが人気

以前美容師の方に言われたのですが、縮毛矯正をかけるときに、

「いつもやられている、ストレートがハードの縮毛矯正にしますか?
それとも、自然な仕上がりのソフトな方でやりますか?」

と聞かれて、「え?2種類もあるんだ」なんて思ったときがありました。
聞いてみると、最近はぺったんこをいやがるお客さん用に、仕上がりがナチュラルな方法も開発されて人気があるんだとか。
初めのうちは、

ソフト = ストレートが弱い

的なイメージがあったんですけれど、実際やってみたら、感覚としては今までの縮毛矯正の1~2週間経った頃の髪の状態って感じでしょうか。
確かに自然な仕上がりのソフトな方バージョンは、ぺったんこにならないし、表を歩くのに躊躇してしまうような不自然さはありません。
せいぜい、におい(パーマ液のにおい)がどうしても残るので、気になるとしたらそれぐらいかな。って感じです。

逆に、ぎんぎんのストレートを希望している人(お菊人形並)は、もの足らないかもしれません。

私の通っている美容院でも、縮毛矯正のやり方は日々研究中らしくて、その都度やり方が変わったりするみたいなんですけれど、最近はほとんどぺったんこになるって言うのはなくなりましたね。

もし気になるのであれば、美容師の方に一言相談してみれば、より自然な仕上がりにしてくれるんじゃないかと思います。

場合によっては、縮毛矯正をして、軽いパーマをかける人もいるみたいです。
ただ、縮毛矯正をしたあとの髪は傷んでいるので、パーマや、特に髪を染めるのは厳禁だと思います。

縮毛矯正をかけた直後の髪

image

左の画像は縮毛矯正をかけた直後の髪です。
それほど髪がぺったんこになっていないと思います。

最近はそれほどぺったんこにならないようです。
また、矯正後、軽いパーマをかけることも出来るようなので、あまりにぺったんこの場合はパーマをかけるのもいいかもしれません。

ドライヤー

くせ毛への効果度 ★★☆☆☆
縮毛矯正への効果 ★★☆☆☆

強いくせ毛の場合は、ドライヤー程度のアイテムでは、まっすぐにすることは出来ません。
ただ、それでも手軽で必需品であることはかわりありません。
私も中学生になったあたりからくせ毛であることを悩み出したんですけれど、当時から縮毛矯正に出会うまで、必須アイテムのひとつでした。
毎日毎日通学、通勤前に1時間ぐらいかけてセットしていたと思います。

私の場合は、整髪剤はあんまり使いませんでした。
整髪剤+ドライヤーのセットでもそれほどかわらないのと、整髪剤を使うと髪がべたついたり、あと、あの臭いが嫌いだったんですよね。
※ 私の整髪剤の使い方は、ハードムースを使ってまっすぐにを参考に

縮毛矯正を体験したあと

パナソニック ナノケア

縮毛矯正をしてからは、髪をセットするためにほとんどドライヤーを使うことはなくなりました。
※ 縮毛矯正をして1~2ヶ月は、寝癖じたいつかない。また、髪が伸びれば伸びるほどくせ毛がつきにくくなるため 
そのため、私がドライヤーを選ぶときのポイントは

  • 髪が乾くのが速い
  • ストレートな髪をつややかにしてくれる

残念ながら(?)このパナソニックのナノケアは、縮毛矯正をしてから購入した製品なので、100%くせ毛状態の時の効果は、今の私にはわかりません。
ただ、髪は自然乾燥させるとダメージを受けるようなので、この製品を使って風呂上がりにタオルで髪の水分を吸収したら、すぐにこのドライヤーで乾かしています。
※ ナノケアドライヤーの特徴として、髪が乾くのが速いというのがある

ナノケア効果?

私の場合よく友達から、どうやったらそんなサラサラのストレートになるの?と聞かれることがあるんですけれど、このパナソニックのドライヤーを使ってから、そういったことを聞かれることが多くなりました。
自分では単に速く乾くドライヤーというイメージしかなかったんですけれど、ナノケア効果なんでしょうか?

ただ、このサラサラのまっすぐの根本の要因が縮毛矯正とは言えないでいますが・・・。
そのため、友達にそう言ったことをいわれると、口を濁して逃げるように違う話題に移るようにしていますが・・・。
くせ毛の時は、「天パだとパーマかけなくていいね」なんていわれて影で泣いていた(パーマ自体かけるかい!)のに、まさかその逆をいわれて悩むようになるとは・・・。

くるくるドライヤー

くるくるドライヤー ナノケアドライヤーは、それなりの値段(1万2千円以上。ただ、Yahoo!ショッピングだと7,000円台からある!)がしてしまうので、(過去の私を含め)お金のない学生には厳しいかもしれません。
私が学生の頃愛用していたのは、このくるくるドライヤー

これで何代目でしょうか?
このドライヤーは、縮毛矯正をしてからはほとんど使うことがなくなりましたが、くせ毛の部分が目立ちはじめる3~4ヶ月後ぐらいに正装(?)で出かけるような場合に使っています。
それ以外の時は、手を水で濡らし、手グシでセットする程度(くせ毛で悩んでた頃あこがれのw)。

このくるくるドライヤーでも、ナノケアが出ているので、購入を検討しています。

メリット

くるくるドライヤーは、ドライヤー+ブラシよりセット力が強いのが特徴です。
また、髪に熱風が当たりやすいのでセットしなくても、髪の乾燥としても使えます。
片手で使えるのもメリット(ドライヤー+ブラシだと両手)。
一時間もセットしていると、両手だと腕がぐだぐだになるし・・・。

価格が手軽なのもメリット。
だいたい2000~4000円ほど。

デメリット

弱点は、ブラシの先端が固いので、頭皮がちょっと痛くなること。
最近、頭皮にやさしいブラシを使って髪をとかしているのと、ドライヤーなどをしなくなったせいか、頭皮が最近ナイーブになってきている気がします。
なので、このくるくるドライヤーを使うと、頭皮がイタイ・・・。

あとは、ブラシの部分が汚れやすい。
私はほくるくるドライヤーを使うときは、ほとんど整髪料を使っていなかったので、それほどブラシが汚れませんでしたが、弟もくるくるドライヤーを使っていて(当然弟もくせ毛)、弟は整髪料を使っていたので、ブラシの部分が整髪料が徐々に膜を作って、真っ黒くなっていました。
注)ハードムースを使ってまっすぐに | 男の癖毛対策 で書いている整髪料は、頭を洗ったあとに使っていて、翌日セットするときは使っていませんでした

昔はこれつかって毎日1時間は髪と格闘してたのになぁ・・・。

くせ毛をまっすぐにするドライヤー

最後にくせ毛をまっすぐにするドライヤーなんて存在しません。
もし、ドライヤーでまっすぐになるようなくせ毛だとしたら、それは当サイトではくせ毛とは呼びません。(笑)

ただ、くせ毛ラーにとっては、最低限必須なアイテムには違いありません。
縮毛矯正をしてしまうと、ほとんどドライヤーのセットには頼らなくなりますが、髪を乾かすアイテムとして今も現役で活躍しています。

ハードムースを使ってまっすぐに

くせ毛への効果度 ★★★☆☆
縮毛矯正への効果 ☆☆☆☆☆

このカテゴリーでは、私がおこなってきたくせ毛をまっすぐにするテクニックや、アイテムを紹介していこうと思っています。
うまくいったもの、失敗したもの、両方紹介していきたいと思います。

さて、今回はいきなりうまくいったテクニックです。
この方法は、私が縮毛矯正と出会うまで7年ぐらい続けてきたテクニックで、私がたまたま発見したテクニックでもあります。
お金もそれほどかからないので、もし縮毛矯正をかけるのに抵抗があるという人(最初は誰でも不安だと思います)や、学生でお金がなくて、安くまっすぐにしたい人は、試してみてください。

imageimage 左の写真は、この方法を使っていた頃の写真です。
この時は市販のブリーチを使って金髪にしていました。
金髪にするとかなり髪がぼろぼろになります。
とはいえ、このテクニックを使うとかなり強いくせ毛の人でも、ある程度まっすぐに伸ばすことが出来ると思います。

市販品で手軽に出来る、髪をストレートにするテクニックとは。

ハードムースを使って髪をまっすぐにするテクニック

市販のパーマで一度まっすぐに

《ウテナ メンズプロカリテII ストレートパーマ utena men'sPROQUALITE》まずは市販のパーマ(ストレートパーマとか縮毛矯正と書かれているやつ)を使って、説明書通りに髪にストレートパーマをかけます。
だいたい500円ちょいで売っています。
実際にかけてみればわかるんですけれど、こういったパーマ液を使っても実際には我々のような強いくせ毛にはまったく効果がありません。
縮毛矯正と書かれた製品でも、実際の縮毛矯正は、アイロンを使って200度近くの温度で伸ばさない限り、ストレートを固定させることは出来ません。

髪が濡れているときだけ、あれ?まっすぐになった!と感じるんですけれど、乾くといつも通りの曲がった髪になります・・・。

さて、それでもかまわないのでとにかくこういった市販のストレートパーマ剤で説明書通りに髪にストレートパーマをかけます。
特別な方法を用いるわけでもなく、説明書通り書かれたやり方でOKです。

乾くと元通りくせ毛に戻りますが、髪を洗ったあと、濡れているときは気持ちまっすぐです。

ハードムースを使って

スーパーハードムース つづいて用意するのは、整髪剤のスーパーハードムース
市販されている500円ぐらいのものでかまいません。
この時、「スーパーハード」と書かれているものを選びます。
私がこの方法をおこなっていたときは、キャッツビーのスーパーハードが一番よかった気がします。(現在は発売されていませんが)

で、髪を洗ったら、タオルでよく水気を飛ばし、手のひらにピンポン球2個分ほどのムースを出します。

そのまま両手で手のひらに広げ、まだ濡れている状態の髪にまんべんなく塗ります。

髪に伸ばしていると、手のひらのムースがじょじょになくなるので、クシでしっかりととかします。
なるべくブラシではなく、クシにしてください。

このまま乾くまで待ちます。
だいたい2~3時間はかかるので、お風呂は就寝前の3時間前ぐらいに入っておくといいと思います。

髪が乾いた状態で、髪にそっと触れてみると・・・
髪が針金のようにバリッバリに固くなっていると思います。
この固い状態のまま、眠ります。

朝起きたら

朝起きると、寝る前針金のように固かった髪も、いい感じに多少柔らかくなっています。
この状態でドライヤーで軽くセットします。

この時、充分髪はまっすぐな状態になっているので、パッと見は髪はストレートになっています。

時間が経ってくると、このストレートの状態は徐々にくせ毛に変わってしまいますが、秋から冬のような汗をかかず、空気が乾燥している状態であれば、ほぼ終日まっすぐな状態を保つことが出来ると思います。

ただ、雨や汗をかくと、徐々に崩れてしまうので注意。

このやり方は、たまたま風呂上がりにスーパーハードムースを塗って、そのままにしていたときに、髪をさわったらびっくりするぐらい固くなっていた時に発見した方法で、縮毛矯正やヘアーアイロン以外では、最も(私にとって)まっすぐにすることが出来た方法です。

女性のような長い髪には向かない方法かもしれませんが、ドライヤーのセットも短時間で済むぐらいまっすぐな髪になるので、試してみてください。

縮毛矯正を長持ちさせるには

縮毛矯正は、一度かけた部分に関しては半永久的にストレートがつづきます。
が、かけた直後のようなサラサラ感や直毛は、痛みによって徐々に薄くなってきます。
また、新しく生えてくる部分に関しては、くせ毛のままなので日に日にくせ毛部分が目立つようになってきます。

今回は、縮毛矯正の効果を長続きさせるポイントを紹介したいと思います。

長持ちさせるポイント

美容師さんによると、縮毛矯正を長くもたせるには、次のポイントに気をつけるとよいそうです。

  • 洗髪後、トリートメントを正しくおこなう
  • 洗髪後はドライヤーですぐに乾かし、自然乾燥させない

かけた直後~3日目まで

縮毛矯正をかけたあと、美容師さんから「今晩はシャンプーしないでくださいね」なんて事を言われることがあります。
これは、縮毛矯正をするときにアルカリ性の薬剤で髪の毛を柔らかくさせるのですが、ストレートにさせたあと第二剤によりストレートを固定(還元)させます。
で、これで完全に固着するかというと、第二剤だけでは不足で、実際には自然酸化させてようやく完成(つまり、ストレートがたもたれる)するからです。
そのための時間が1~3日かかると言うことらしいです。

ただ、実際には空気酸化による酸化は、あまり進行しないらしいので、その日のうちに洗ってしまってもかまわないようです。

汗・シャンプー禁止

とはいっても、私の場合は、季節によっても違うんですけれど、2~4日はシャンプーで髪を洗わないようにしています。
空気酸化はあんまり酸化しない。とのことなんですけれど、少しでもストレートを固定させたいっていうのもありますし、あと最も注意すべき事は、
濡れた状態で変な癖がついたままだと、そのまま癖がついた髪になる
ということです。

汗をかいたら

以前体を鍛えていた頃、縮毛矯正をしてもらった翌日、ジムでいつものように鍛えに行きました。
汗が髪を濡らさないように、頭にタオルをはちまきのように巻いていました。
ところが一部、おでこの髪がタオルの下に挟まっていて、汗で濡れて、なおかつぐにゃりと曲がったままおでことタオルに挟まれていたんです。
時すでに遅し、この部分の髪はこの時の癖がついたままになってしまいました・・・。

縮毛矯正をしてから3日ぐらいは、まだ安定していないようで、濡れた状態で癖がつき、なおかつそのままでいると、癖がとれなくなってしまうみたいなんです。

そのため、シャンプーしてもかまわないんですけれど、よく乾かしておかないと、寝癖や変な癖がついたままになってしまうと。
こうした理由から、なるべくかけてもらった直後から3日ぐらいは、頭を洗わない方がいいでしょう。
仮にもし洗ったとしても、ドライヤーでしっかりと乾かすこと。
また、髪で洗わなくても、お風呂では汗をかくので、やはりタオル等で汗で濡れた髪を乾かしておくこと。

当然ですが、雨にも注意。

ベストなのは、縮毛矯正をかけたら、なるべく外出せずに家でおとなしくしておくことです。

三日目以降

三日目をすぎたら、あとは好きに汗をかいても頭を洗っても大丈夫です。
ただ、寝るときは完全に乾かしてから寝ること。
髪を乾かしてから寝る。というのは、縮毛矯正に限らず、髪にやさしいことらしいです。

さて、次に、サラサラ感や直毛を長持ちさせるコツを。

トリートメント

最も効果があったのはトリートメントでした。
とはいってもどんなトリートメントでもいいというわけでもなく、また、やり方次第では効果が全くないので注意が必要です。

効果的なトリートメント

ピュエル

シャンプーもトリートメントもそうなんですけれど、安いものより高いものの方が効果があり、髪にも頭皮にもやさしいです。
薬局で売っている300円程度のトリートメントは、あまり効果がないようです。
それよりも美容院やネットで売っているプロが使用しているトリートメントの方が効果があります。

安かろう悪かろうではありませんが、私の友人達も、一度高いトリートメント・シャンプーを使うと市販の安い製品は使えなくなる。という人が多い。
実際私も半信半疑だったんですけれど、以前、私の友人で、トリートメントの効果を高めようと、トリートメントした後、軽くゆすぐ程度できちんと流さず、頭皮にトリートメントが付着した状態で過ごし続けた人がいました。

ある日、美容院に行ったところ、頭皮が赤くなっていると指摘されて、美容師の方に指摘されたのが、トリートメントをちゃんと洗い流してないのが理由だったのだそうです。
市販の安いトリートメントは、付着したままだと皮膚に害を与える可能性があると。

私もその話を聞いて、きちんとトリートメントを使ったあとはゆすぐようにしたんですけれど、どうも安い製品だと頭皮が荒れるような気がして、高い製品でないと落ち着かなくなってしまうようになりました。
安い製品を使うぐらいなら、使わない方がいいと。

私が使っているトリートメント

私が使用しているトリートメントは、ピュエル(Puele)です。
もともと縮毛矯正をしている友達にすごくいい。っていうので勧められた製品です。
ちょっと値段が高いんですけれど、

☆ OPSの縮毛矯正は、髪を痛めないことで世界的にも有名です。その縮毛矯正後のヘアをさらに修復するものとして開発されたのが 「ピュエルトリートメント」です。カリスマ美容師が生み出した感動のトリートメントで、壊れたキューティクルを修復し、髪にツヤとまとまり感を取り戻します。

と、もともと縮毛矯正用にプロが開発したシャンプー・トリートメントらしいです。
詳しくはリンク先参照。

トリートメントをしないと・・・

実は、ある時期、トリートメントをするのがめんどくさくてしなかった時期があったんです。
すると、2ヶ月を過ぎたぐらいから、バサバサな髪に・・・。
なんて表現すればいいのか、バサバサって言う表現が一番しっくり来るんですよね。
きちんとトリートメントを欠かさずおこなっていたときは、そんなことがなかったので、あわててその日からトリートメントを再開したんですけれど、時すでに遅し。
一度傷んでしまった髪は、いくらトリートメントをしても元に戻らないようです。

髪を乾かして寝る

以前は、ドライヤーは髪を傷めるものだと思ってあんまり使わなかったんですけれど、自然乾燥の方がずっと髪を傷めるそうです。
でも、髪を乾かすのってめんどくさいんですよね・・・。
そこで、私の場合は、風呂から上がったらすぐにドライヤーで乾かすようにしました。
部屋に戻ってから乾かそうとすると、どうしてもめんどくさくなってしまうためです。

また、どうせならすぐ乾くような製品を選びました。

Panasonic ナノケア EH-NA50-P – Yahoo!ショッピング – ネットで通販、オンラインショッピング

今話題のナノイオンを放出するドライヤーです。
単にナノイオンが髪にいいだけでなく、乾燥がすごく速い。
ただ、値段がちょっとする製品なので、あくまで余裕があれば欲しい製品となりますが。

ちなみに、パナソニックの製品以外のは、あまりイオン効果がないという人が多いみたいです。
私もつい値段につられて安い製品を購入しようかと思ったんですけれど、安物買いの銭失いになってしまっても困るので、ちょっと奮発しました。

くせ毛シャンプーは禁止

よく、くせ毛用のシャンプーが売られていますが、縮毛矯正をした場合は、これらのシャンプーは禁止です。
くせ毛用のシャンプーには、弱いパーマ液が含まれているらしく、シャンプーをする事に徐々に髪をストレートに・・・ってコンセプトらしいんですけれど、実際に使った方ならわかると思いますが、その程度のパーマ効果ではまったくくせ毛には効果がありません。
また、せっかくかけた縮毛矯正の効果を落としてしまうので、使わないようにしましょう。

石けんシャンプーも禁止

詳しくはわからないのですが、石けんシャンプーは縮毛矯正にはよくないらしいです。
もともと石けんシャンプーは、パーマをかけたり、金髪・茶髪のように染めていたんだ髪には向いていません。

美容院でのトリートメント

ちょっと高価ですが、美容院によっては縮毛矯正をかけるときに、トリートメントを勧めてくるお店もあります。
私も一度やってもらったのですが、縮毛矯正の高価が1ヶ月ほどいつもより長く感じた気がしました。

以上の点に気をつければ、なるべく長い期間サラサラなストレートを保つことが出来ると思います。

美容院で縮毛矯正をかけてもらおう

当サイトは、男性でくせ毛に悩んでいる人を主に対象としていますが、多くの人が美容院に行ったことがないんじゃないでしょうか。
最近の若い男性は、美容院に行くことが当たり前な人もいるようですが、まだまだ抵抗がある人も多いでしょう。

ところが縮毛矯正は、ほとんどが美容院でしかおこなっていないんです。(まれに床屋でもやってくれるところがありますが)
そこで、今回は、美容院で縮毛矯正をかける場合、どんなことをさせられるのか。を紹介したいと思います。

予約

初めて美容院に行くときは予約を取った方がスムーズに事が運びます。
そのため、まずは予約を。
注意すべき事は、割と時間がかかるので出来ればお昼にかぶらない時間や、閉店から最低でも4時間前に。
それと、別のページでも説明しますが、学校や会社勤めをしている場合は、連休の初日や学校、会社帰りにやってもらうのがベスト。
というのも、縮毛矯正をした1~2日は、

  1. 頭を洗わない方がいい
  2. 汗をかいてはいけに(頭やおでこに)
  3. 薬品の臭いが残る
  4. 直毛すぎて頭がぺったんこ

だからです。
結構大事。

美容院へ行こう

予約の時間になったら美容院へ。
車で向かう場合は、意外と駐車場がいっぱいだったりするのでちょっと早めに。

店に入ったら、たいてい入り口すぐにカウンターがあるので、そこで店員が来るのをしばし待ちます。
忙しいときはなかなか来てくれませんが、たいていすぐに手が空いた店員がすっ飛んできてくれます。
予約をしていたことを伝えます。

場合によっては予約をしていてもすぐに出来ない可能性もあります。
その場合は、待合い席に座ってしばしば待ちます。
携帯電話や暇つぶしグッズも一応もっていった方がベター。
まわりが女性ばかりでもおどおどしないこと。

店員に呼ばれたら、指定の席までエスコートしてくれます。
この席に3~4時間座ることに。

たいてい、整髪剤を使ってきたか聞かれるので素直に答えましょう。
整髪剤が髪についていると薬品の効果が鈍る場合があるので、シャンプーで落とすためです。

洗髪

店によっては整髪剤の有無にかかわらず、まずシャンプーからはじまったりします。
私が今通っているところは、必ずシャンプーからはじまります。
シャンプーをするからといって効きが弱くなると言うことはないような気がします。
あと、縮毛矯正をした後はしばらく髪を洗えないので、洗ってもらっておいた方がいいかも。(薬剤を落とすときに、最低2回は洗うので、必ず洗髪した方がいい。ってわけではありませんが)

打ち合わせ

髪を乾かします。
乾かすと同時に、縮毛矯正のかけ方や髪はカットするのか、その他のオプション(トリートメントとか)を勧められたりします。
縮毛矯正も、完全にまっすぐにするか、ナチュラルにするか・・・の2種類があるところが多いと思います。
私は最近はナチュラル(ソフト)が多いんですけれど、ナチュラルの方がぺったんこにならないのでおすすめ。
あと、髪を真ん中で分けるか、分けないか。なんかも聞かれたりします。

カットはお店によっては別料金の所もあるので注意してください。
私の通っているお店は込みの料金。
どのくらいまで切る?なんて聞かれるので、「このままの髪型で3ヶ月前ぐらいの状態で」と答えるようにしています。
たいてい髪型の雑誌を渡されて、その中から選べ。みたいなことを聞いてくるお店もあるかもしれません。
ま、そんなときでも私は「このままの髪型で」って答えますが。

意外とトリートメントを勧めてくるとこは多いです。
トリートメントをしてもらった方が、多少長くもつ気がします。
数千円かかるみたいなんで、財布と相談してください。

第一薬剤塗布

髪を軟化させる第一薬剤を塗ります。
この液ですべてが決まります。
アルカリ性のどろどろした液体で、結構臭いがきついです。
あと、頭皮にかかるとしみます。

割と時間がかかるので、辛抱強く待ちます。

薬品が浸透するまで待つ

薬品によっては、ある程度暖めた方がいいものと、室温の間までいいものとあるみたいです。
暖めるタイプは、結構熱いし、薬品が頭皮に触れてしみます。
あまりにしみるときは店員に言った方がいいかも。
だいたい20分ぐらい待ちます。

私が通っているところは、頭にサランラップを巻かれます。
この時は自分の姿を鏡で見ないようにしています。
待っているあいだ、雑誌を渡されるので読んで待つか、携帯で遊ぶなり、寝るなりしていてかまいません。
この時女性誌を渡されるときつい・・・。

シャンプー

薬品を洗い流します。
洗い流す前に、きちんと軟化したか確認します。
この軟化したかどうかでできばえが決まります。

乾かします

ドライヤーを使って多少水分が残る程度まで乾かします。
この時の熱で癖がつくんじゃ・・・と思ったりしますが、影響はないようです。

伸ばす

ここからが長いです。
ヘアーアイロンで丁寧に伸ばします。
場合によって二人がかりの時もありますが、出来れば一人の人にやってもらう方がベター。
二人がかりだと、どっかが必ず効きが悪かったりする。
その分はやく終わるけれど。

この時、目をつぶったままか、雑誌を読みふけっていた方ができあがったときの感動が大きい。

第二剤塗布

第二剤は、第一薬剤と比べて水っぽい液体です。
私が通っているお店では、霧吹きで髪に塗っています。
場合によっては粘度のあるどろどろした液体の時もあります。
この液で髪を中性化し、まっすぐな状態を記憶させます。

やっぱり20分ぐらい待ちます。

シャンプー

洗い流します。
この時のシャンプーが一番気持ちいい。。。
なるべく長く洗ってもらいたいことを祈りつつ、眠気と格闘。

乾燥

ドライヤーとタオルで完全に乾かします。
もうここまで来たら、ほぼ完成です。

カットと後始末

カットもする場合は、この後カット。
カットしてから縮毛矯正の方が楽なような?と思ったんですけれど、男性のように短い髪はやりにくいみたいなんで、後でカットするみたいです。
トリートメントとかを頼んでいる場合は、この時やったりします。

できあがり

完成です。
入り口付近のレジでお金を精算します。
お店によってはポイントカードを作って、1000円で1ポイント、カードがポイントでいっぱいになると10000円サービス。なんてとこもあります。

ベテランがいい?見習いがいい?

縮毛矯正というと、魔法のような高度なテクニックが必要かと思ったら、どうも見習いレベルでも出来るみたいです。
というのも、結構見習い的な人にやってもらった事が多かったからです。
しかも、見習いの方がうまいのでは?なんて思うことも。

なのであんまり熟練かどうかは気にしなくていいみたいです。

何度か通うと担当の美容師がわかってきたり、美容師を指定できたりするようになったりします。

だいたい完成までに3~5時間ぐらいかかります。
お店にとってはリピーターになるかがかなり需要なので、不満があったりしたら言った方がいいかも。

男性のほとんどは、意外と文句があっても言い出せない人が多いです。
反面女性はストレートに文句を言います。
なので、初めてだから・・・といって怖じ気づくことはないと思います。

イメージ

イメージとしては、以下のような感じです。

下の動画は、縮毛矯正ではないみたいですが、感じとしてはこんな感覚。

男が美容院に行ってもはずかしくない?

子供の頃はお袋に連れられて、近所の美容院へ行っていましたが、大人になった今、美容院に行くのははずかしい・・・。
そんな気持ちもわかります。

男も多い

美容院は女性客用。
床屋は男性客用。

そんなイメージがあるかもしれませんが、実際には美容院にも結構男性客は来ます。
私はもう10年ぐらい前になりますが、カリスマ美容師が盛んにもてはやされた時期に、原宿で美容院にとある商品を運ぶ仕事をしていました。
かの有名なアクアも配っていました。

また、世界的にも有名なモッズヘアーも配っていました。
モッズヘアーは、原宿駅の周辺だけで4件店舗がありました。※私が配っている期間中に1件なくなりましたが。

他にも武道館でワザを(?)披露していたPeek a Boo。
Shima原宿、ドラマの舞台でも使われていたエイト・ハーフ等々・・・。
青山も含めると、30件ぐらい担当していました。

原宿には何件美容院があるか知っていますか?
私はてっきり大きなお店はほとんど担当していたので、30件というと、原宿の有名どころはほとんど私が配っていると思っていました。
ところが、原宿・青山には(当時)600店も美容院が固まっていたのです。
確かに青山通りや竹下通りでビルを見渡すと、あっちこっちに美容院の看板ばかり。

秋葉原が電気店の固まりなら、原宿は美容院の固まりの街なんですね。

私の静岡の友人は、わざわざ新幹線に乗って原宿まで髪を切りに行っていました。
「行っていました。」というのは、最近地元で切ってもらったら、たいして違わなかったという理由で行かなくなったためです。
当時は、原宿で切ってもらうのがある種のステータスだった事もあり、わざわざ遠方から足を運んでいた人も多かったみたいです。

そのため、原宿の美容院は、ほとんどお客が女性です。
私の知り合いの男性は、原宿で切っていると言っていましたが、男性客は一部のようです。

原宿のカリスマ美容師の影響か、私の近所の地方都市にもおしゃれな大型美容院が増えてきました。
モッズヘアーも出店していた時期もありました(今はなくなってしまいましたが)。

さて、本題。
原宿のような女性の街の美容院は除いて、男性が美容院に行ってもはずかしくない?
答えはYES。

結構多いです。
あと、男性客歓迎店も多いです。
映画やアミューズメント施設では、女性半額キャンペーンなんてやっていたりしますが、美容院の世界では「男性カット1,800円」なんてキャンペーンもやっています。
美容院も競争が過酷になっていますが、女性客だけだと飽和状態になってしまっていて、今はいかに男性客を取り込むか。が、ポイントになってきているみたいです。

私の友人が、とある地方で小さな美容院を行っているんですけれど、そうした地方の小さな美容院でも男性客は多いとのこと。
また、私は今まで中規模程度(従業員数3~15人程度)の美容院で縮毛矯正をやってもらったんですけれど、どの店も男性は多かったですね。
特に20代の男性で、縮毛矯正をしてもらっている客は非常に多いです。
私が見た限り、男性客のほとんどが縮毛矯正が目当てみたいです。

中には50歳ぐらいの中年男性(彼は単なるカットだけでしたが)もいました。

あと、たまたま女性客しかいない時もありましたが(待合い席でまわりが女性ばかり)、あまり気にならないですね。
縮毛矯正をしてもらっているあいだは、完全に気にならないです。
ただ、初めて行く店とかで、待合い席に座ろうと思ったら、まわりが女性だらけだった。なんて場合は、ちょっと逃げ出したくなりますが。w

店の選び方

縮毛矯正をしているところは、逆を返せば男性客をターゲットにしているお店だと思います。
実際、私も5年間美容院に通っていますが、女性で縮毛矯正は意外と少ないです。

逆に男性で縮毛矯正をしてもらっている人は、すごく多いです。
ほぼ90%は今のところ縮毛矯正の人ですね。
なので、「縮毛矯正」を看板に掲げているところは、意外とはいりやすいんじゃないかと思います。

それでも一歩踏み出せない人は?

私の場合は、初めて行くような美容院の場合は、最初に予約をしています。
予約なんて言うと、カリスマ美容師のお店みたいな感じがしますが、小さな美容院でも予約は受け付けています。
で、その時間に行けば、待ち時間もほとんどなくやってもらえるので、スムーズです。

初めてのお店でまごまごするより、予約を取っておいて、

「先ほど予約した○○ですが」

と声をかければ、見知らぬお店でもまごつかないでしょう。

店の選び方のポイントとしては、オーナーがおっさん(笑)がおすすめ。おっさんでなくても、高齢者のオーナーはおすすめ。
逆に、ガラス張りで若い美容師さんばかりのお店は、あまりおすすめできません。
腕が悪いとかじゃなくて、あんまりこういうお店は中年男性客はターゲットにしてないみたいです。

あと大事なポイントは、値段。
最近は安くなってきたとはいえ、それでも1万円ぐらいはします。
以前、縮毛矯正8,000円!という看板に足を運んでみたら、カットは別料金で3,800円。
ヘアートリートメント代に3,000円と、いつものとこより多額の料金になってしまったことがありました。
なので、カット込みの値段なのか。も、調べていくとベター。
予約を取るときに聞いておいてもいいですね。

床屋でも

最近は床屋でも縮毛矯正をしているところがあるみたいなので、探してみると意外と見つかるかも。
とある美容師さんが言っていましたが、腕前は断然床屋の方がいいらしいです。
男性のような短い髪型や、パンチパーマみたいな高度な技術を毎日行っている床屋は、プロの美容師さんからみても尊敬のまなざしを送るんだとか。

傷まない?

縮毛矯正をするにおいて、心配事のひとつが傷まないかどうか。
確かに、なにをしても濡れたら元通り曲がってしまう髪の毛を、半永久的にまっすぐにするわけですから、イメージ的にすごく髪が傷みそうな気がします。

一度でも縮毛矯正をしたことがあれば、イメージがガラッと変わったサラサラなストレートを満喫できると思うんですけれど、まだ未体験の人は想像がつかないと思います。
私だって生まれてこの方サラサラなストレートを体験したことがなかったので、やる前は信じられませんでした。

サラサラ さて、結論から言ってしまうと、ほとんど傷まないです。
いや、正確に言うと、傷んでいるんだと思うんですけれど、それよりもさらさら感、ストレート感の方が強いため、見た目は傷んでいるどころか、良くなっているんじゃないか。と思うぐらいです。
もちろんこれは錯覚で、薬品で髪を柔らかくし、200度近い温度のアイロンで髪を引っ張りながら伸ばすので、傷んでないはずがありません。
ただ、私ももう5年以上縮毛矯正をして、さらに色々なお店でやってもらっていますが、縮毛矯正をすることによって髪が傷んだ。というような悩みはいまだにありません。

美容師さん曰く、

「パーマより髪を染める方が30倍髪が傷むんですよ」

ということでした。
金髪にしてた頃

左の写真は、縮毛矯正をかけた後、自分で金髪にしたときの写真です。
薬局で売っている最も色が抜けるブリーチで金髪にしました。
ところが、髪を洗うと髪が針金のようにギッチギチになります。

金髪にしたことがある人ならわかると思うんですけれど、髪を染めるとすごく傷みます。
実は、縮毛矯正とパーマは同時にかけてはいけないみたいなんですけれど、最近の薬品は、割と髪が傷まないらしく、お店によっては縮毛矯正をした日に髪を染めることが出来ることを売り物にしているところもあります。

ただ、美容師さんに聞いたところ、なるべくなら髪は染めない方がいいとのこと。
これは縮毛矯正をする、しないにかかわらず、髪を染めるブリーチは髪のものすごく負担がかかるので、おすすめしない。とのことでした。

このころは、「金髪 = 女の子にウケる」と思っていたんですけれど、周りの友達に聞いたところ、10代ぐらいならわかるけれど、20代すぎた大人が金髪って冷める。って意見が圧倒的だったんで、この後染めることはなくなりました。

女の子の中には今でも縮毛矯正をかけた後染める子も多いみたいで、髪が傷む。という人は、髪を染めたことが原因なんじゃないかと思います。

暖めない

詳しい原理はわからないのですが、縮毛矯正でもパーマでも、第一薬を塗って髪を柔らかくし、その後ストレート、もしくはウェーブをかけ、第二剤で形状を安定化させます。
で、第一剤の効果を強くするために、たいていは塗った後20分ぐらい暖める(宇宙服のヘルメットみたいなもので熱が出るものをかぶせられる)んですけれど、最近は薬品によっては第一薬を塗った後、暖めないものもあります。
私としては暖めた方が効果がありそうだったので心配だったんですけれど、まったく変わらない。
その後、同じ店でまた暖めない方法でやるのかと思ったら、暖められて・・・。

どうもお店も使う薬品を色々変えて試行錯誤しているみたいです。

どっちにしろ、薬品はどんどん進化しているみたいなんで、より傷まないで縮毛矯正をかけれるようになるんじゃないでしょうか。

アイロンをかける時間が短くなった

初めて縮毛矯正をしてもらった5年前は、アイロン掛け(薬品で柔らかくした髪を200度ほどのアイロンで伸ばす)の時間も半端なく長かったです。
だいたいすべてが終わるまで5時間ぐらいかかりました。
せっかくの休みの半日が台無しになってしまうので、2回目以降は覚悟していくようになったんですけれど、どういうわけか2回目以降は3時間。長くても4時間で終わるようになりました。

もしかしたら、すでにまっすぐな部分は伸ばさなくてもいいため、その時間が短縮されたのかもしれませんが、その後5時間もかかるようなことはなくなりました。
あと、結構慣れてくるとアイロンで髪を伸ばしているときって、心地が良くってウトウトしてしまうんですね。
なので、4時間といってもあっという間。

アイロンをかける時間が短くなったということは、髪にかかる負担も短くなるということなんじゃないかと思います。

一週間に何度かけても

最近は1万円ぐらいの料金になりましたが、昔は2万円でも安かったです。
そのため、3~4ヶ月に一回とはいえ、なかなか足を運ぶのに躊躇していました。
そこで、自分で出来ないか。と考え、ネットで業務用の薬品とアイロンを購入。自分で試した経験があります。

何度か試行錯誤の末、うまくできる方法を見つけましたが(この方法は別のページで詳しく説明したいと思います)、このころは全然うまくいかなくて、しかも店でかけてもらった部分もストレートがとれてしまってさんざんな目にあったことがあります。
この時は1週間に2回もチャレンジしたのです。

2回目もうまくいかず・・・。結局、最後はお店に向かいました。
この時は2週間のうちに計3回も薬品を塗っては、高温のアイロンで伸ばす・・・という髪にとっては大変過酷な状況だったので、もしかしたら髪が傷んでまっすぐにならないんじゃないか・・・と心配したんですけれど、まったく大丈夫でした。

そういえば、ダンディー坂野さんは、一週間に一度縮毛矯正をかけてるとか。

髪の質は人それぞれ違うと思うので一概には言えないとは思うんですけれど、男性であれば痛みに関してはほとんど心配しなくていいんじゃないかと思います。

縮毛矯正をかけてどれくらいもつ?

縮毛矯正をして半年後縮毛矯正をかけた髪は、ほぼ半永久的にストレートのままです。
ところが、生えてくる髪はくせ毛のままなので、2~3ヶ月ほどすぎると癖の部分が目立ちはじめてきます。

女性のようにロン毛であれば、縮毛矯正をかけた部分が長いため、もっと長い期間ストレートを保つことが出来るかもしれません。
特に髪が長ければ長いほど、重さでストレートになるようです。

※ 左の画像は縮毛矯正をして半年後の髪です。クリックするとモザイクがとれます

比較

比較

左が縮毛矯正をかけて半年後。
右が縮毛矯正をかけて1ヶ月後です。
まるで別人の髪。w
さすがに半年も経過すると、くせ毛の部分が目立つので、私の場合はだいたい4ヶ月ぐらいで再び縮毛矯正をかけるようにしています。
ただ、ヘアーアイロンを使うと、左側のようなくせ毛の状態でも、ほぼまっすぐになるので、「縮毛矯正 + アイロン」でセットすれば、半年以上サラサラのまっすぐな髪を楽しめるかもしれません。

時間経過を画像で紹介

1ヶ月後

1ヶ月後

縮毛矯正をかけて1ヶ月後の状態です。
このころが最も自然なストレートです。
おそらくはじめて私に会った人は、私がくせ毛だと思う人は誰もいないでしょう。
現に、この時会った人は、その後、私の髪が非常にサラサラだったのが印象的だった。という人が多いです。
本当はくせ毛なのに・・・。

また、パーマ液の臭いも完全にとれていますので、ほぼ100%のナチュラルなストレートヘアーを楽しめます。

ストレートといっても針金のように固いストレートではなく、さらっさらのストレートです。
イメージ的にはお菊人形並のサラサラストレート。

3ヶ月後

3ヶ月後の髪

左の画像は、三ヶ月が経過した頃です。
このころからだんだんと新しく伸びてきたくせ毛の部分が目立ってきます。
ただ、ストレートの部分の方が長いので、それほど目立ちません。
三ヶ月目ぐらいでも、ほとんどドライヤーやヘアーアイロンも必要ないでしょう。

手グシ程度でセット完了。

左の画像は、寝起きだったので多少ぼさぼさですが、手グシで充分癖が目立たなくなります。

ストレートの部分左の画像も、三ヶ月後の状態。
後頭部は、髪も長いのでストレートの部分が完全にくせ毛を隠してしまっているので、このようにきれいなストレートになっています。
また、髪の重さでウエーブが多少のばされるので、頭の頂上や前髪に比べ、後ろ髪はそれほど目立たないのです。

半年後

半年後

半年経過した状態です。
さすがにかなりくせ毛の部分が伸びて、目立つようになりました。
イメージ的にいえば、髪と髭がボーボーに伸びた原始人?(笑)
男性の場合、せいぜい半年が限度でしょう。

私の場合は、4ヶ月を過ぎたぐらいから外出するときは帽子やニット帽をかぶってごまかしたり、帽子がかぶれないような状況の時は、ヘアーアイロンを使っていました。

4ヶ月を過ぎたあたりから、あぁ、自分には縮毛矯正という魔法がかかっていたんだな。という自覚が生じ始めます。w
というのも、私のように5年ぐらい縮毛矯正をかけ続けていると、自分がくせ毛だったことを忘れて、もしかしたらもうストレートな髪が生えてきてるんじゃないか。って錯覚に陥ってしまうんです。
※ クリックすると拡大で表示されます

縮毛矯正は、どれくらいもつか

髪の長さにもよるんですけれど、私のように縮毛矯正と同時に髪を短くカットしてもらう(だいたい耳が少し隠れる程度までカットしてもらっています)と、だいたい3~4ヶ月が限度ですね。
これはストレートがとれるというのではなく、新しく生えてきたくせ毛が目立ちはじめるという感じです。

逆に女性のようにロングヘアーであれば、半年から長いと1年ぐらいもつんじゃないでしょうか。

今は昔と違って、1回の料金が1万円程度の所も多くなってきました(私が通っているところも、カット込みで1万円です)。
また、作業時間も以前は5時間ぐらいかかっていましたが、今は2~3時間で終わってしまいます。
だいたい3ヶ月に1回かけてもらうとしても、カットも込みで1年で4万円程度。
くせ毛で悩むよりは安い金額だと割り切っています。